ポカラとヒマラヤ(4月16日〜4月17日)


(ネパール観光11、12日目)

ネパール11日目 4月16日 快晴
朝7時ポカラに向けてドライブ。
ポカラにいく途中の道路は、思った以上に良くできていて舗装もされているし広い
(2台がすれ違うのに支障がない程度)し、事前知識とは異なっていた。
しかし、カーブは多いし坂も多い(山の国ネパールだからね)のには参ったね。
出発してから約4時間でネパール道路の分岐ムグリンに着く、
ここからポカラまでの間で一部舗装されてない道路があり、車が通過するたびに
砂ぼこりが...その度に窓を閉める作業が。
クーラーなんかは付いてないよ、ネパールを走っている大半の車には。

ポカラへの途中、道路と平行な形で
流れている少し青みを帯びた
乳白色の川でラフティング(川下り)を
楽しんでいた旅行者を見た。
7日〜10日間長い道のりを
ラフティングするそうです

午後3時ポカラに到着。
ポカラからはヒマラヤの半分が見れるはずだが、雲がかかってはっきりは見えない。
ポカラはカトマンズとは違い緑が多いし、人も車も多くはないようです、
静かだし、余り汚れてないし、でも牛は道路の真ん中に3頭もいた。
ポカラの味のシルクロード支店に荷を解き早速散歩と洒落てみた、
驚いた日本人が沢山?(女性が多い)来ているではないか、で、スタッフに
情報を得たところ
 日本女性はお金持ちで、クレジットカードを持っていると思っているパキスタン男にナンパされ
(一説では逆ナンパ)お金を貢ぐ人が多いと言っていた。
日本じゃ”もてない”からって異国に行ってまで媚びをうるんじゃね〜よ、そこのねーちゃんよ、
声を大にして言いたい、中にはそうじゃない男性もいるかも知れないが、
           安売りするな、日本男性だって良いのがいるゾと!
まあ、自分の事を棚に上げているようで耳が痛いですが、現地の人達に
そういった目でみられている様では大和撫子台無しじゃわい。
気分が悪いので、今日は日記やめた。
体調はポカラのバザールで購入したインドの薬で直ったようです、強いんだなインドの薬は!。

ポカラの町中でも牛は放し飼いで、
やっぱりゴミを漁っていた、
初めて見てしまった
牛が紙を食べるのを、
山羊なら分かるんだけど、
食べ物が無いからかな?


ネパール12日目 4月17日 快晴
ポカラからはヒマラヤの半分が見れるはずだが、どうかな今日は?、
おお、感激!山が見える「ダウラギリ」「アンナプルナ」「マチャプチャレ」だ、
少し遠く小さいが夢にまで見た(夢にでなかったけど)ヒマラヤです。
もっとはっきり見るためサランゴッチへ。

その後、ララ湖でボート遊びと観光客ウォッチングで時間がゆっくり過ぎるのを体感。

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夕方3時頃迄、久しぶりの静寂な一時を過ごし戻るボートでの出来事
岸辺近くで、後ろを見ていると、2捜のボート(初老男女8人)が近寄って来るのが見え、
友人達があれば日本人だよと言っていた、暫く友人達と話していると、何故か視線を感じ
そちらを見ると、私の方を、ずっと見ていたので
”私は日本人ですよ”と言った言葉に、一瞬驚いたようで、え!そうなのの返答に
私ショックで何故?と自己問答(確かに変な顔をしてるかもしんないけど)
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ここでの会話を(私、男性A,B 女性C)書いてみると
  私    ”福島から来たんですけど”、”あなた方は?”
  男性A  東京からだよ
  私    ”ツアーですか?”
  男性A  そうだよ
  私    ”いつネパールに来たんですか?”
  男性B  ”あさって帰るんだよ”
  私    ”それじゃこれからカトマンズですね?”
  男性A  う〜ん、そうかな
  私    ”日曜に戻るんじゃ、ですよね?”
  男性B  そうだよ、今日は飛行機に乗る予定だよ
  男性B  ネパールに何日いるの?
  私    ”3週間の予定で25日に日本へ”
  男性A  へ〜、長い休みなんだ、金いくら持ってきたんだ
  私    ”..." 即答できず
  女性C  50万も持ってきたのかしら...
  私    ”貧乏旅行ですから”
  私    ”ツアー料金はいくらですか?”
  男性A  ”35万ぐらいだよ”
   ....ちょっと会話が途切れ、間をおいて「ガリガリの音」(ボートが岸に付いた音)
  私    ”帰るまでの間、ネパールを楽しんで下さいね”
  男性B  それじゃね
  観光客大勢 「...」黙々とバスに乗り込む

  いなくなってから
  私     ”アンビリバボ”と友人達の前で声を出してしまった
        発音もおかしいですけど、信じられない会話に憤慨。
  スレスさん ”びっくりしたね”と一言(日本語わかるからね)。
  ”あっぽ”、だから日本人はそんな風に見られんだゾ。

  すぐ脇のフルーツ売りから、スレスさんがスイカを買ってきてくれたので
  みんなで食べた、ミトチャ(おいしい)、ミトチャ?、イエス。
  ふと店をみると、ななんと日本の学生がバイトをしてるではないですか、
  若者の方が立派じゃないか、”爪の垢でも煎じて飲め”と心で思った。

明日はチトワン国立公園(Royal Chitwan Natinal Park)です。

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Modify 08.Jun.1998
Present By 釣りキチ

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